離婚問題を弁護士に相談するメリット
「離婚を検討しているが、自分にとって最適な方法が分からない。プライベートな問題なので、誰かに相談することもできず困っている。」
「配偶者の不倫が発覚したため、別居生活を送っている。慰謝料を確実にとって離婚したいが、金額を提示しても納得されず話が進まない。」
離婚について、こうしたお悩みをお持ちになられている方は、決して少なくありません。
離婚のお悩みは、法律の専門家であり交渉のプロフェッショナルである弁護士に相談することで、負担を大きく軽減することが可能です。
このページでは、離婚にまつわる数多くのキーワードのなかから、離婚問題を弁護士に相談するメリットについてスポットライトをあてて、くわしくご説明してまいりたいと思います。
■離婚のトラブル
現在、日本では夫婦の3組に1組が離婚しているといわれています。
一昔前に比べると、離婚という選択をすることについて、心理的なハードルが下がっているのかもしれません。
しかしながら、離婚にまつわるトラブルが少なくなったわけではなく、多くの方を悩ませています。
離婚のトラブルとして挙げられるものの例としては、以下のようなものがあります。
1.慰謝料のトラブル
慰謝料とは、精神的な損害に対する損害賠償金のことをさしています。
多くの場合、配偶者が浮気や不倫などの不貞行為を行い、それが原因となった離婚する場合などに慰謝料が請求されます。
また、配偶者からDV(家庭内暴力)の被害を受けていた場合にも、相手に慰謝料を支払ってもらうことができます。
離婚における慰謝料請求では、離婚原因慰謝料という離婚原因となった事実(不貞行為など)により心を傷つけられたことについての慰謝料と、そうした離婚原因がもとで離婚という結果になってしまったことにより心を傷つけられたことについての慰謝料である離婚自体慰謝料の両方を合わせて請求することになります。
2.婚姻費用分担請求
婚姻費用とは、夫婦が結婚生活を送る間に必要となる費用のことをさします。
夫婦がともに暮らしを営んでいくにあたっては、水道代や電気代など光熱費、食費や家賃など、さまざまなお金が必要になります。
民法760条では、こうした結婚期間中に必要となる生活費については夫婦が分担して負担するように規定されています。
一般的には、収入の多い側が多く婚姻費用を負担し、夫婦の生活水準が同レベルとなるようにするのです。
この婚姻費用は、別居期間中も発生し、夫婦のうち収入が多い側には、相手の婚姻費用について同居の時と変わらずに負担しなければなりません。
こうした婚姻費用の分担を求めることが、婚姻費用分担請求と呼ばれるものです。
まずは話し合いにより婚姻費用分担請求を行いますが、折り合いがつかない場合には調停を利用します。
上記2つはあくまでも例であり、実際にそれぞれの夫婦が抱えていらっしゃるトラブルはさまざまです。
■離婚トラブルについては弁護士にご相談ください
離婚トラブルは、多くの方が一人で抱えがちになる問題です。
しかしながら、離婚トラブルは専門的な知識や十分な準備が必要となる場面が多々あります。
弁護士は、民法など法律の知識を持っていることはもちろんとして、過去の裁判例などから説得力のある交渉を進めていくことができます。
山根法律事務所は名古屋市中区丸の内を中心に、清須市、豊山町、尾張旭市、豊明市、大府市、東海市など、地域密着型の法律事務所で、事前のご予約で休日・時間外も対応可能です。
離婚トラブルは、山根法律事務所までお気軽にご相談ください。
Basic knowledge当事務所が提供する基礎知識
-
顧問弁護士の役割とは
「民法が大改正されたと聞いて、自社で長年利用している契約書を見直したいと考えているが、そのスキルも時間も社内で確保できずにおり、困っている。」「事業規模の拡大に合わせて、社内でコンプライアンスを徹底させたいと考えているが […]
-
遺留分侵害額請求とは...
遺産相続の際に、遺言によって相続人のうちの一人が財産を全て相続してしまうケースは少なくありません。こういった場合、相続人と一定の関係にある者は遺留分侵害額請求権を行使することが可能です。しかし遺留分侵害額請求権とは何か、 […]
-
交通事故の損害賠償と...
交通事故が起きた際、事故を起こした相手方に損害賠償請求することができます。その際請求できる項目としては、大きく分けて財産的損害と精神的損害の二つに分けることができます。財産的損害とは、治療費、通院交通費、車両の修理費(物 […]
-
公正証書遺言と遺留分...
相続に際し遺言書を作成することが考えられますが、この遺言書作成方法としてはさまざまなものがあげられます。以下ではそのうち公正証書遺言について、遺留分が関係する相続トラブルと併せてご紹介いたします。公正証書遺言とは?公正証 […]
-
相続人調査(戸籍収集...
被相続人の死亡により、相続が始まります(民法882条)。遺言書が存在する場合に、遺留分を害しない限り、相続人は遺言により財産を相続します。遺言書が存在しない場合には、被相続人の財産を相続するために、相続人たちは被相続人の […]
-
浮気(不倫)の慰謝料...
民法上、物質的な損害ではなく、精神的な苦痛も一定程度において賠償を請求することができます。精神的な苦痛の代わりに、請求することが可能な金銭は慰謝料と呼ばれています。しかし、どんな精神的苦痛であっても、慰謝料が発生するわけ […]
Keywordよく検索されるキーワード
Lawyer弁護士紹介
相続、遺言、離婚をはじめ個人のご依頼はもちろん、事業承継や会社の債権回収等、法人のご依頼も承っております。お気軽にご相談ください。
-
- 代表者
- 山根 尚浩 (やまね なおひろ)
-
- 所属団体
-
- 愛知県弁護士会
-
- 経歴
-
- 平成 3年 弁護士登録
- 平成11年 事務所開設
Office事務所概要
名称 | 山根法律事務所 |
---|---|
代表者 | 山根 尚浩 (やまね なおひろ) |
所在地 | 〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内3-13-26 加藤ビル2階 |
電話番号 | 052-220-7168 |
営業時間 | 平日 9:00~17:30(事前予約で時間外も対応可能です) |
定休日 | 土・日・祝(土曜日は事前予約で対応可能です) |