相続に関する基礎知識や事例
■相続とは?
相続とは、亡くなった方が生前に有していた権利・義務を承継することをいいます。
相続は死亡によって自動的に開始しますが(民法882条)、この時点ではすべての相続財産が各相続人の間で共有される状態になっています(898条)。そこで、相続される財産として何がどれだけあるのか(相続財産)、誰が相続するのか(相続人)、どれだけの割合で相続するのか(相続分)を調査し、これに応じた具体的な遺産分割を行うこととなります。
■遺言の効力
相続人・相続分は遺言があればこれによって決定され、遺言がなければ法定相続人(889条1項、890条)・法定相続分(900条)という民法上の規定にしたがって決定されます。
なお、相続方法は遺言の記載内容に縛られるのが原則となりますが、例外もあります。それは、遺留分を侵害する場合です。亡くなった方の配偶者や子には遺留分という最低限の取り分が認められており、遺言によってこれを侵害された場合には、相続を受けた人に対する賠償請求(遺留分侵害請求)が可能になります。
■遺産分割
遺産分割は、相続人全員の合意によって成立します。これを、遺産分割協議といいます(907条1項)。協議による合意が難しい場合は家庭裁判所で行う調停や裁判により遺産分割の方法を決定します。
遺産分割が終わってからは、不動産の相続登記をはじめとする各種名義変更の手続きや、相続税申告などの手続きが必要となる場合があります。
-

孫への遺産相続におけるポ...
原則、孫は法定相続人に含まれていません。しかし、孫を相続人に指名したい方は少なからずいるのではないでしょうか。今回は、祖父または祖母から孫への遺産相続をする場合のポイントについてご紹介します。まず、被相続人が孫へ遺産相続 […]
-

代襲相続とは?相続人の範...
代襲相続とは、本来相続人となるはずの被相続人の子または兄弟姉妹が既に死亡していたり、相続人の地位を失ったりしている場合に、その者の子が代わりに相続することをいいます。代襲相続が発生する要因には、以下のものが挙げられます。 […]
-

相続放棄はどこまで続く?...
何らかの事情で被相続人の財産を相続しない場合には、相続放棄をすることが可能となっています。そこで相続放棄を考えていらっしゃる方から、相続放棄の範囲はどこまで続くのかといったご質問をいただくことがあります。当記事では、相続 […]
-

公正証書遺言と遺留分|優...
相続に際し遺言書を作成することが考えられますが、この遺言書作成方法としてはさまざまなものがあげられます。以下ではそのうち公正証書遺言について、遺留分が関係する相続トラブルと併せてご紹介いたします。公正証書遺言とは?公正証 […]
-

独身の方が亡くなった場合...
人が逝去した場合には、一般的にその人の配偶者や子ども、両親などが相続人となり、また相続の執行人を立てるなどして相続手続きを進めていくこととなります。これに対して、独身の方が亡くなった際にはどのような相続がなされることとな […]
-

遺留分侵害額請求とは?手...
遺産相続の際に、遺言によって相続人のうちの一人が財産を全て相続してしまうケースは少なくありません。こういった場合、相続人と一定の関係にある者は遺留分侵害額請求権を行使することが可能です。しかし遺留分侵害額請求権とは何か、 […]
-

相続放棄の手続きにかかる...
相続放棄の手続きが完了するまでに、どのくらいの時間を要するのか気になる方もいるかと思います。相続放棄は期限が定められているため注意が必要です。本記事では、相続放棄の手続きにかかる期間と併せて、期限についても解説します。相 […]
-

遺言書で1人に相続させた...
家族の1人にすべての財産を残したいと、考える方も少なくありません。そのような希望を実現するために、遺言書の作成は効果的です。今回は遺言書で1人に遺産を相続させたい場合の書き方や注意点について解説していきたいと思います。遺 […]
Basic knowledge当事務所が提供する基礎知識
-
養育費の支払いを公正...
離婚をするにあたっては、当事者間に子どもがいる場合、養育費の金額や支払い期間など、養育費について取り決めることが一般的です。そして、養育費の支払いについて当事者間で合意できた場合、なにかしらの文書として記録しておくことが […]

-
企業法務とは
「労働条件毎に柔軟に解雇できるよう、解雇手順について就業規則で定めたいが取締役会の承認決議を経るとリスクとなるだろうか。」「企業の規模に関わらず不祥事が数多く発生している。当社でもコンプライアンス意識の向上を図りたいと考 […]

-
労働問題を弁護士に相...
未払いになっている残業代の請求や、上司・同僚からのハラスメント被害を辞めさせてほしいといったお悩みは、「労働問題」と呼ばれる法律トラブルに該当します。このような労働トラブルを弁護士に相談することに、心理的なハードルを感じ […]

-
離婚問題を弁護士に相...
「離婚を検討しているが、自分にとって最適な方法が分からない。プライベートな問題なので、誰かに相談することもできず困っている。」「配偶者の不倫が発覚したため、別居生活を送っている。慰謝料を確実にとって離婚したいが、金額を提 […]

-
親権と監護権|それぞ...
夫婦が離婚を選択した際には、2人の間に生まれた子どもについて親権をどちらが持つか決める必要があります。 親権とは、親が持つ未成年の子どもにおける権利のことです。親権をもっているのは子どもの父母であり、親権者と呼 […]

-
煽り運転によって事故...
不幸にも煽り運転による接触や追突により、事故に巻き込まれた際、冷静に対応することは簡単ではありません。とはいえ、事故後の対応を誤ると、加害者に有利になったり、自身の権利を十分に守れなくなる可能性があります。今回は煽り運転 […]

Keywordよく検索されるキーワード
Lawyer弁護士紹介
相続、遺言、離婚をはじめ個人のご依頼はもちろん、事業承継や会社の債権回収等、法人のご依頼も承っております。お気軽にご相談ください。
-
- 代表者
- 山根 尚浩 (やまね なおひろ)
-
- 所属団体
-
- 愛知県弁護士会
-
- 経歴
-
- 平成 3年 弁護士登録
- 平成11年 事務所開設
Office事務所概要
| 名称 | 山根法律事務所 |
|---|---|
| 代表者 | 山根 尚浩 (やまね なおひろ) |
| 所在地 | 〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内3-13-26 加藤ビル2階 |
| 電話番号 | 052-220-7168 |
| 営業時間 | 平日 9:00~17:30(事前予約で時間外も対応可能です) |
| 定休日 | 土・日・祝(土曜日は事前予約で対応可能です) |